DIGNO DUAL(WX04K)めも
買ってません。料金プラン中心の考察です。
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DINGO DUAL(WX04K)の特徴
- PHS×3Gデュアル方式
- 1.2GHzデュアルコアCPU搭載
- ULTRA SPEED(上り:5.7Mbps、下り21Mbps)
- 完全防水(IPX5/IPX7)
とまあ数年前までのウィルコム端末のいけてなさが嘘のような大変よさげな端末なのですが(買わないけど)、料金プランを見てみると白いお父さん犬が絡むことによって制限事項&付帯条件てんこもりでこれが全く、わけがわからないよ。助けて〜ドラえも〜ん。
いったい月に最低いくら必要なのか
ざっくりいうと「基本料金」+「WEB接続料」+「3Gパケット定額料」+「だれとでも定額」+α。合計では
980+315+5460+0(980)=
6755円
+α
+αの分としては以下の通り。
- 3G回線の使い方やSMS/MMSの使い方で別途パケット料金や音声通話料が発生します
- ユニバーサルサービス料(必須、3円@回線)、携帯電話向けオプション料金(任意、留守電等@300円位)が必要です
- あんしんサポート(315円)は入ってた方がいいような気がします。
普通の人だったら増えても1000円位じゃなかろうか。
契約できる料金プランは「ウィルコムプランD」のみ
ご利用には「ウィルコムプランD」のご契約が必須となっており、その他の料金コースでのご契約はできません。
「新ウィルコム定額プランGS」じゃないのは何故だ。
契約期間は3年間単位
契約解除料:9975円
契約満了日の翌料金月以外における期間にて、回線の解約、または「ウィルコムプランW」以外の料金コースへ変更される場合は、契約解除手数料として9,975円がかかります。
ただの3年縛りではなく3年単位の契約の自動更新なので要注意。
3年間が契約期間となり、お申し出がない限り、契約は3年ごとに自動更新いたします。
契約した日はGoogleカレンダーに設定して多重リマインダーで契約満了日を通知しましょう。3年に1回の契約記念日の翌月の解約を逃したらあきらめて9975円払いましょう。
でもさ、イモバとかに比べたら契約解除料安いよね。割安な料金プランの年会費だと思えば(9975/3 = 3325円/年)。
パケット制限あり
1000万パケット
Softbank版Hybrid W-ZERO3(WS027SH)程じゃないですが(500万パケット)閾値を超えると速度を制限されたりします(下記参照)。あ、私はDocomo版WS027SH。パケット制限なし「ウィルコム定額S」。
月額料金の詳細
1.月額基本使用料
980円
Softbankの「ホワイトプラン」基本料金にあたる料金だと思われます。「ホワイトプラン」と同様、自キャリア宛てのPHS回線を用いた音声通話は無料です。「だれとでも定額」オプション料金(キャンペーン中契約分は無料)とは別に必要です。
2.データ通信定額料金
「Web接続料」ガラケーみたいな専用ネットワークを使っている訳でもないのに接続料金が必要とな。もしかして、前述の「3G回線を使った通信の制限」に関わる通信品質保持の為の費用?音楽業界のみかじめ料ツール導入費用みたいですね。
「ウィルコムプランD」専用サービスで加入必須なら合算しろや。
3.通話料金
DINGO DUALの3G回線は通信だけではなく音声通話が可能です。PHS回線からと3G回線からの音声通話の料金は異なります。
3G音声回線の利点
- PHSが圏外のときに3G回線を使って通話できる
- SMS/MMSが使える
SMS/MMSは音声回線を使って文字などのデータを送信する仕組みになっています。ところが、PHSの回線では交換機レベルでの仕様の違いからSMS/MMSに対応することができないのです*1。Hybrid W-ZERO3 の通信専用の3G SIMは音声回線ができないので不可。
最近はキャリアがSMSを使ってサポート情報や通話明細の連絡を契約者に通知することが増えてきました(ウィルコム以外のキャリア端末持ったことないので詳細はわかりませんが)。音声通話回線を使っているので、インターネットメールや郵便等と違って宛先不明でメッセージが戻ってくることがないのと、端末のインターネット機能有無に関わらずメッセージを送ることが出来るという点がSMSの最大の長所ではないでしょうか(もともとPHSのライトメールが本家だったんだけどなあ...進化してないもんなあ)。
結論としては、
ウィルコムPHS端末、SMSぼっちで寂しいので3G音声回線をつけてみた。むしろ3GメインにしたいけどPHS回線ないとウィルコム端末にならないからついでにPHS回線もつけとけ。
なのかなと。
(2) PHS回線から他社携帯端末および固定電話宛に通話を行う場合
- 21円/30秒:「だれとでも定額」オプションなし
- 0円/forever:キャンペーン期間中に「だれとでも定額」オプション契約
- 980円/月:キャンペーン終了後に「だれとでも定額」オプション契約
でいいんだよね。
(3) 3G回線から通話を行う場合【重要】
PHS、他社携帯、固定電話宛すべて問答無用に
時間従量制:21円/30秒
PHS圏外で3Gに切り替えたときはご利用は控えめに。あとPHS圏内に戻った時に元に戻すのを忘れないようにしましょう*2。
感想
- Hybrid W-ZERO3(WS027SH)と同じくPHSと3Gデュアル回線で「なんで今更」と思いましたが、3Gが音声通話も可能という所がミソ。
- 「ウィルコム定額プランD」携帯の定額プランなどに比べれば安いけど、ウィルコムの料金体系に慣れていると高いと感じました。特に使ってもいないのに3Gパケット定額フルに必要なのがちょっと。携帯電話キャリアもじわじわパケット料金あげてきていますね。
- 料金体系を中心に、新しく出る端末で徐々にソフトバンク化を進めていっているようです。この機種のようにPHS回線が副で3G回線主体な機種が主流になり、ソフトバンクに吸収されてしまうんでしょう。DDI Pocket九州時代から使ってるからちょっと寂しい。WS027SHのdocomoSIM(IIJに移管)は大事に使おうと思いました。少なくとも「ウィルコム定額プランS」の今の内容が続く限りは。
- 他社携帯向けのSMS(3.15円/通)料金ってばかになりません。LINEが流行る訳ですね。相手が同じキャリアかどうかいちいち気にしてメッセージ送ったりしませんしね。スタンプや音声通話機能なんておまけで、他社携帯宛のSMS送信料金を逆手に取ったうまい商売だなあと思いました。有料スタンプなんかで他社宛SMS送信料よりお金つぎ込んでる人もいそうですね。
以上