CentOS 5.2 on VMware Server

VMware ServerにCentOS5.2を導入したときにちょっと迷った点を φ(..)メモメモ...

CentOS 5.2のインストール

VMware Serverでvmxファイルを作ってCentOS 5.2のISOディスクイメージを拾ってきてCDに焼いてちまちまインストールしてもよいですが、最近はこんなに便利なものがあるのですね。
Virtual Appliances | Solution Exchange
ここから目的のOSの仮想環境を拾ってくる。今回はこれ。
Virtual Appliances | Solution Exchange
なぜだかここは7zipのアーカイブが多くて、上記のブツはvmware-toolsは組み込まれていないもののただのzipで固めてくれているので採用。
zipをローカルに解凍してVMware Server上で起動すれば、初回の設定画面が起動します。あとは普通のインストールと一緒。
一度くらいはインストールしてみてもいいかも。仮想環境上の貧弱なメモリリソースでうんざりするほど時間がかかるから。

管理者(root)のパスワードが分からない

管理者のパスワードはインストール時に入力するので、上記の初回設定画面ではさっぱり出てきません。上記サイトにて『Virtual Appliance Account Information』という項目できちんと明記されているので、ダウンロードサイトの説明はちゃんと読みましょう。

Username: root
Password: thoughtpolice

初回ログオン後に速攻でrootのパスワードを変えるのを忘れずに。GNOMEでは『Preferences』->『About me』でログオンしているユーザーのパスワードが変更できます。コマンドラインでは

$> passwd

であとはよしなに。

日本語が出てこない、表示に変なトーフ記号が出てくるんですけど

左上の『Application』->『Add/Remove Software』から『Languages』を選択し、『Japanese』にチェックを入れます。その他言語サポートは間違っても使わないのでチェックをOFF。英語はデフォルトで選択可。
FEPやら日本語フォントやらNKFやらをまとめてインストールしてくれます。便利。

日本語に変更するメニューがない

ログオン画面の下のほうに『Languages』というメニューがあるのでそこで変更しましょう。「以降のセッションでこの言語を使用するか?」(英語)というメッセージが出現するので「Yes」を選択。

追記:20090306

『システム』 -> 『管理』 -> 『言語』で、システム全体で使う言語の選択ができます。
上記方法だと、GUIは日本語なのですが、ログオン画面は相変わらず英語のままだったり、システムメッセージが英語だったり。
いつもは英語なんだけど、一時的に多言語を使ったりするとき(言語の違う複数ユーザーが使用するなど)に有効なのかも。

なんやらキー配列がおかしい

英語キーボードが設定されているためです。『System』->『Preferences』->『Keyboard』の『Layouts』タブで日本語キーボード(Japanese)を選択(Choose...)してあげてください。『Selected Layouts』で『Japanese』キー配置を追加(Add...)するのも忘れずに。

追記:20090306

『システム』 -> 『管理』 -> 『キーボード』の設定も必要でした。
上のやつとどう違うんでしょうか。教えてえらい人!